コラム

 公開日: 2018-05-16 

遺品整理時におこるトラブルと回避方法について

遺品整理の時に起こるトラブルで多いのは「①不当な買い取り」「②不法投棄」「③遺品の廃棄」と言われています。今回はこの点についてお話ししたいとおもいます。

不当な買い取り

「不当な買い取り」とは、価値のある遺品を不当に低い価格で買い取ることを言います。

遺品整理中、ご遺族も知らなかった物が出てきたとします。買い取りショップに持ち込めば十数万円になるものだとしましょう。しかし、一部の遺品整理業者は、そのことを遺族に告げず、たとえば千円程度で買い取り、その差額を「儲け」にするわけです。ご遺族がその物の価値をご存じないことにつけこんだ手口です。

実際、購入時80万円の物を2万円で買い取られ、それがネットオークションで40万円で落札されていたというケースもあるようです。

こうした不当な買い取りにあわないためには、物の価値を知っておく必要があります。といって、すべての物について価値を知ることは無理な話です。その際、一般的な市場相場を知るうえで役立つサイトがインターネットにあります。

「オークファン」というサイトですが、過去10年間のオークションの落札価格を知ることができます。遺品整理を始めて気になる物が出てきたなら、一度このサイトをあたってみるのもいいでしょう。

また貴金属、たとえば、金やプラチナには相場の変動がありますから、専門の買い取り業者に売却することをおすすめします。純度、重量等を入力すると買い取り価格が出るようになっている買い取りショップのサイトもあります。

その一方、買い取り価格にあまり期待をかけるのも問題です。すでに使用され、中古品となったものに、購入時に匹敵するような買い取り価格がつくのは、よほど特別なものでない限りありません。

また、不用品の回収や中古品の査定・買い取りには古物商許可が必要です。「買い取りも行います」と謳っている業者であっても、依頼する際には古物商許可を得ているかどうか確認しましょう。

不法投棄などの可能性

遺品整理時には廃棄処分になるものが大量に出ます。「こちらで処分します」と言い、事実、大量の廃棄処分品を運び出しはするものの、それを不法に投棄する業者が存在します。依頼主である遺族に「処分費用」などの名目で料金を支払わせておきながら、不法投棄を行って儲けようとする業者です。

不法投棄は、言うまでもなく、法律に反する行為です。不法投棄があれば警察が調べます。投棄されたものの中に氏名・住所等が分かるものがあれば、すぐ連絡が行き、故人であることが分かれば遺族に連絡がいく可能性があります。

氏名や住所が分かるものがなくとも、たとえば電気製品のシリアルナンバーから製造販売会社を調べ、そこから購入者を特定していくなど、不法投棄に対する捜査は綿密です。やはり、遺族に連絡がいくことになるでしょう。処分費用を払いながらこうした目にあってはたまったものではありません。

こうしたトラブルを防ぐには、やはり、安心できる業者を選択することが一番大切です。

選択方法の一つは、見積もりの提出を受けた際に、廃棄処分品の処理ルートを持っているか、また、それがどのようなルートか遺品整理業者に説明を求めることです。明確な返答ができない業者はあぶないと判断していいでしょう。

大切な遺品が処分されてしまうケース

大量の遺品を整理しようとすると、まず、その多さにどこから手をつけていいか分からなくなります。

そこで遺品整理業者が求められることになるわけですが、遺族にとって大切なものも遺品整理業者にとっては、ただ、処理が必要な物にしか見えない、ということがあります。そのため、故人が大切にし、遺族も思い出として残しておきたいものが、廃棄処分になってしまうケースもあります。

このトラブルを避けるためには、やはり、遺品整理作業時にご遺族が現場に立ち会われるのが一番ですが、処分するものそうではないもの、一つひとつの物に対してご遺族の意向をお聞きする丁寧さが業者に求められるでしょう。なぜなら、遺品整理は単に「物品」を整理するのではなく、故人の思い出の品を整理するものだからです。

この点をしっかりわきまえていない場合、業者の責任は大きいとおもいます。

私たち「やる気グループ」は、遺品整理にあたって丁寧さを第一に考えています。処分するものしないものについては、一つひとつご遺族に確認し、間違いがないようにしています。
また、不用品として回収したものについて徹底的に分別を行います。

一つには不用品の適正な処理のためですが、同時に、東南アジアへのリサイクルなど独自のリサイクル・ルートがあるからです。日本ではリサイクルショップにも並ばないようなコップや皿といった日用品、また、衣服なども、東南アジアの国々においては貴重なものとして喜んでもらえるものがたくさんあるからです。

この記事を書いたプロ

やる気グループ [ホームページ]

遺品整理士 木村一志

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