水野麻子

多言語に対応する特許翻訳者

水野麻子(みずのあさこ)

9つの言語で特許翻訳を手がけた経験がある

特許翻訳のノウハウは自著などで公開。麻子 みずのあさこ

緻密な調べもので完成度の高い仕事が可能

 特許翻訳のスペシャリストとして活躍中の水野麻子さん。この道22年のベテランです。玩具、食品、電気、機械、化学、最先端のバイオやITなど、手がける特許翻訳は多岐にわたります。かなり専門性の高い内容でも、その完成度が高い仕事ぶりが水野さんの強みです。それを支えているのが問題解決能力。「わからない言葉があるときは、わかるまで徹底して調べ上げる」のが水野さん流です。

 専門図書館へ足を運んだり、書店で専門書を購入するのは当たり前。必要があれば、学会から論文を取り寄せます。関連する業者に問い合わせることもしばしばです。「エアバックについて調べるために、自動車ディーラーのメカニックを‘直撃取材’したこともある(笑)」と言います。特許翻訳者になって2年半で購入した専門書は、なんと1400冊! 一件の翻訳のために数万円の専門書を何冊も購入し、そのときの専門書購入額が、受け取った翻訳料をオーバーしたこともあるとか。インターネットでさまざまな検索が可能になった今でも、専門書を求めて図書館や書店へ行く、それでもわからないことは専門家に取材をするといった問題解決のスタイルは変わりません。

 これだけの作業を行っても、1万ワードであれば、一件の翻訳にかかる日数は1~3日。スピーディーに仕上げることも水野さんの得意とするところです。その秘訣は、「全体を把握してから、わかるところから翻訳を始めること。すると、わからなかった箇所も何が書いてあるのか見当がつく。悩む時間が減って、効率的に作業が進められる」と話します。さらに作業のスピード化を目的としたマクロプログラムやテキスト比較ツールなどの開発も行ってきました。顧客の要望以上の成果を出すために、あらゆる手を尽くすのも水野さんのやり方なのです。

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