とび職人の就労・安全・キャリアをサポートする経営者
プロTOP:中村隆人プロのご紹介
とび職人の仕事環境を整え、キャリアをサポート(1/3)
「ガラが悪い」という職人のイメージを変えていきたい
神奈川、東京を中心に、とび工事を行っている隆政代表の中村隆人さん。建設現場で働いていた昔、とび職人たちのチームワークや親方の統率力を見て、憧れたと話します。「現場の一番上から、親方が全体の流れを見ながら指示を出し、職人たちが声を掛け合いながら作業をこなしていく。その姿がかっこいいと思いました」。
その後、業界では有名な会社で修業を始め、職人としての技術と知識を身につけた中村さん、さまざまな現場で活動を始めます。「自分の力はどの現場でも通用するのかどうか、試してみたくなったのです。その結果、一人でもやっていける手応えが感じられたので、独立を決心しました」
会社を興してからは、職人としての技術を磨くと同時に、経営者としてスタッフの採用や育成、安全への取り組みも重視しています。「未経験者は『下回り』や『手元』と呼ばれる補助作業から仕事を覚え、慣れてきたら『足場とび』『鉄骨とび』として専門的な高所作業に携わり、経験を積み重ねていきます」。高所での作業には、勇気や度胸が必要と思われがちですが、「高い所は平気」「これくらい大丈夫」という人ほど危険だと言います。「怖がる人よりも、自信満々だったり、強気な人ほど事故を起こしやすいので、目を配り、声をかけ、注意を促しています」
お客さまには「職人じゃないみたい」「営業マンかと思った」とよく言われるそうです。「職人=ガラが悪い、というイメージを変えていきたいと思っているので、誰にでも丁寧な言葉を遣い、対等に接しています」
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