コラム

2013-12-05

準防火地域での住宅コストが変わります

準防火地域での住宅建設コストが変わります。
これまで採用してきた住宅用アルミサッシの
仕様が変わるからなのです。

準防火地域で木造住宅を新築する時に採用するアルミサッシ、
ほとんどが防火認定です。

隣地境界と道路中心から3m(2階以上は5m)以内の窓やドアは防火認定品が必要で、
横浜市や川崎市、東京都内の小さな宅地ではほとんどが該当してしまいます。

サッシ

これまでの防火認定は、窓の形式毎に防火認定をとっていて、
決められた大きさの範囲で防火ガラス(アミ入りガラス又はアミ無し防火ガラス)
を使えばよかったのです。

ところが、2014年納品分からはこの認定を一旦破棄して、
個別に防火実験をして認められた物のみが採用されることになりました。

それでもバリエーションが多ければ良いのですが、
なにぶん「個別」認定のため窓の形式と大きさの範囲、ガラスの仕様も限られています。

ガラスはアミ入りガラスとLow-eガラスの組み合わせのみ。
防犯ガラス仕様は今のところありません。
そのため自由設計には不向きな仕様であると言えるでしょう。

YKKap

実際シャッターをつければガラスに関係なく防火認定品となるのですが、
シャッターとデザインは相反する場合が多くて、躊躇してしまいます。
実際隣家から火が出たときに、こちらの窓のシャッターが閉まっている、
または閉めることが前提なので、ここに矛盾があります。

さらに問題は価格。
メーカーの説明では同じ仕様で出比較した場合、倍近くになるようです。
実際のところ準防火地域内での新築住宅でガラスを含めたサッシのコストは

100万円を超えることが多い為、プラス100万円は覚悟しなければならないようです。
標準的な30坪の住宅で33,000円もの坪単価上昇となります。

他には、リフォームで、既存サッシのガラスをペアガラスに変更する場合であっても、
従来の防火仕様(アミ入りガラス+一般ガラス)は製作さえ拒否されています。

様々なバリエーションとガラス種に対応した認定品が早く増えることを
期待するしか無いのでしょうか。

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