コラム

 公開日: 2012-08-07  最終更新日: 2014-07-17

暑い時期の基礎工事には冠水養生を

冠水養生1
基礎コンクリート打ちの時に雨が降られると困ったものです。
もちろん降雨が予想される場合は工事延期となりますが。

そして晴天でのコンクリート打ちにも注意が必要です。
特に夏の工事の場合。

作業員の方の熱中症対策はもちろんですが
打設した後の養生も。

コンクリートはセメントと水が化学反応して固まり熱を出します。
その時に所定の水分が熱による蒸発で失われると
十分強度が出なくなる可能性があります。

まして夏期の炎天下ではさらに水が蒸発してしまうので
そのままでは基礎にクラックが入ってしまう
という悲惨な結末になりかねません。

そのようにないためには、夏には水を張り蒸発を防ぐことが必要。
これが冠水養生と呼ばれる方式です。

打設後すぐでなく、ある程度固まってきた段階で
ゆっくり水を流してゆきます。

数センチ溜まったところで完了。
後はこのまま3日養生します。

木造住宅の基礎もこれだけ気を遣ってやると
コンクリート強度が十分出るようになるのです。

冠水養生2

但し注意する点もあります。
冠水表面の浮遊物がコンクリート表面に付着するので
打ち継ぎ面から取り除く手間がかかります。

打ち継ぎで十分コンクリートが密着しなくなります。
そうなると設計通りの強度が出ません。

指摘しないと気付かない(知らない)業者もいるので
これは重要なポイント。

これだけやって基礎の品質確保が言えるのです。

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