コラム

2012-05-10

宅地選びのコツ_4

今回は旧い造成地を検討する場合です

擁壁
写真は本文とは直接関係がありません


横浜や川崎市の宅地は傾斜地が多いので、検討する場合があると思います。
新しい造成地の場合は「宅地選びのコツ_2」でお知らせしましたが
旧い造成地の場合はどうでしょうか。

ポイントは、造成地又は擁壁の検査済証の有無です。
検査済証とは、開発や擁壁工事が終了し図面通り出来ている事を
検査で確認したという公的な証明書です。

この証明書が有るかどうかで対策が変わってきますので
宅地を検討する場合、検査済証の有無について確認することが重要です。

但し敷地内の擁壁は確認出来ても、境界線を越えた隣地にある場合は
仲介業者に調べてもらうか、自ら役所に問い合わせて確認してください。

検査済証は以下のような物です。
検査済証_1
検査済証_2

検査済証が有る場合、新しい造成地同様に考えれば良いのですが
無い場合は、役所では擁壁がガケ同様の扱いとなります。

つまり法律上は不安定な物、崩れる可能性が高い物として扱われるので
家を建てる場合に対策が必要となります。
そして追加費用が必要となるわけです。

この擁壁の上に建てる場合と、下に建てる場合について
簡単に図解しました。

ガケ対策

上に建てる場合、擁壁に建物の重量がかからないよう
斜線を引いた範囲外まで基礎を下げるか杭を打つ必要があります。

下に建てる場合、擁壁が崩れても建物が安全であるように
崩れた擁壁や土砂を受け止められる高さまで基礎を立ち上がるか
コンクリート造の壁を立ち上げる必要があります。
擁壁が高い場合、かなりの高さまで立ち上げる必要があり
開けられる窓の制限もあるのです。

いずれの場合も、斜線を45度で引いていますが
土質や擁壁の高さで変わりますので、建築士に相談してください。

最後に、検査済証がある場合でも、擁壁が風化や劣化している場合は
無い場合と同様の対策を取るべきであることも付け加えておきます。


擁壁2
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