コラム

 公開日: 2012-02-14  最終更新日: 2014-07-17

二世帯住宅の玄関、合理的な位置は

笹野台玄関


二世帯住宅を設計する場合は
可能な限り浴室や洗面所、台所などの水廻りだけでなく
玄関も別々にする方法が一般的となっています。

世帯毎に家族構成や生活時間帯、習慣の違いがあるからです。
生活のストレスをなるべく無くすためには、なるべく分けるのが
正解です。

では玄関の位置はどうでしょうか。
それぞれの間取りにもよりますが、1階・2階を世帯毎に分ける場合は
合理的に考えると、上下階同様の間取りとなります。

外部に2階世帯専用の階段を設けて上下の玄関を同じ位置にする場合は
計画が比較的容易なのですが、外階段のコストと面積が必要です。
また建物用途としても「長屋建て住宅」となってしまい、
法律上の制約が一般住宅よりも増えてきます。

そのため1階に玄関を並べて内部に階段を設ける構成が
多いのではないでしょうか。
用途としては「一戸建ての住宅」、いわゆる専用住宅です。

この場合、内部で世帯間の往来が可能な構成にする必要があるため、
それぞれの玄関内部の間にドアを設け、世帯をつなげることになります。
但し階段位置よっては2階への動線が合理的にならないので
それなりの工夫も必要です。

他には敷地と道路の位置や方位、周辺環境等々の条件により
玄関の位置を検討してゆきますが、なるべく合理的な動線つくるのがポイントです。

玄関は家の顔である、と言われますが
適当な距離を取りながらも、いざというときに助け合える二世帯住宅、
このことを念頭にいろいろ打ち合わせを進めてゆきます。


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