コラム

2015-02-18

ひねくれ者の独り言

言葉は使われ過ぎると陳腐化する?


 今日はちょっとひねくれた話にお付き合いください。
入院していると暇なもので、いつもなら立ち止まらないようなことにふと立ち止まってしまうもので・・・

 本当にくだらないことなんですが・・・(汗)
はやり言葉ってありますよね?これってなんだか集団?群衆?心理というか流行りだすと急激に
みんな使い始めて、そうなるとある時期から急速に廃れていって・・・なんてのを繰り返しているなぁ
なんてふと思ってしまいました。

言葉が陳腐化していくというか、誰もが「それっていいね」なんて思い始めると何だか最初に受けた
純粋な心が薄れてきて、なんか胡散臭さを感じてしまうのです。

古くは「ナンバーワンよりオンリーワン」とか
最近では「絆」とか最初にこの言葉が出回り始めた時とは今は全然違うように感じちゃってる自分がいます。
ひねくれ者の僕は「絆」とみんなが言うなら「縁」くらいの緩めで僕は十分さ!なんて最近は思っています。

昨日ふと思ったのが
「ありのまま」やら「ありのままの自分」とか映画のヒットから生まれたこのキャッチフレーズが何だかとても
違和感を感じてしまうのです。
「ありのままの自分でいいんだ」とか「ありのままの君でいて」
???なんかおかしくないかい???

圧倒的に支持者の多いこんなフレーズにイチャモンつけるようなことを言って
またまた敵を増やしてしまうのかもしれませんが・・・

果たして「ありのまま」の自分をきちんと把握している人がどれだけいるのでしょうか?
ジョハリの窓って話は有名ですが、僕は人に知られていない「自分」や自分自身が
全くわかっていない「自分」がいっぱいあります。それをすべて解放して「ありのまま」
の自分を見せたら、それはそれは大変な事になるのではないかと思うのですよ。

「ありのまま」というフレーズに僕が最初に心を動かされたのは、それが「あこがれ」だから
なんだと思っています。「そういう風に生きられたらいいよな~」というユルいあこがれとでも
いいましょうか。

なのに、大変多くの方が「ありのまま」なんて使いだすと「本当にこんなにありのままな人がいるのかよ?」
と驚くと同時に、それを口にすることがはばかられてしまうんですよね。

それが猫も杓子もみんな「ありのまま」なんて言い出すとなんだか食傷気味になり、そのフレーズ自体が
なんだか嘘くさく感じてしまうのは僕だけなのでしょうか?そしてこのひねくれた僕を「ありのまま派」の方たちは
受け入れてくれるのでしょうか?
何だかチャレンジしてみたいと思う今日この頃です。

またまた、何を言いたいのかわからない前置きが長くなってしまいましたが、
要するに言葉は流行りだすと陳腐化してしまい、なんだか「聞き飽きて」しまい
なかなか相手に届かないものもあるという事が言いたかった訳でありまして・・・

コンサルタントだとかコミュニケーション関連のセミナーなんかだと
「最初に結論から」とか何だか定型化したものをいろいろと教えてくれたりするものなので
あえて最近はひねくれて、前置きを長くしております(苦笑)

我々福祉業界でも言われ続けても長く生きている言葉もあれば、陳腐化して何も変わらない
聞き飽きられたフレーズもあって、それって言葉から受けた衝動をどれだけ自分の中で消化して
聞き飽きられないようにするかが我々福祉業界人に求められているのではないか?
と考えて欲しくてこんなことを書いています。

ここ数年で何だか聞き飽きられてるな~と感じるのは
「その人らしい生活」(何だか「ありのまま」にそっくりですね)
「家庭的な雰囲気で」(ユニットケアだろうがグループホームの少人数だろうが「家庭的」って・・・)

介護者はよく「利用者のために」なんて言いますが「こいつは本物だ!」と思える人にはなかなか出会えません。
それは何故なのか?いろんな方とじっくりお話ししたい、私の研修ではこんなことを掘り下げてみることを
裏のテーマとして取り組んでいます。

何だかこのモヤモヤしたものを解消してくれる方法を考えるのが最近のテーマです。

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