コラム

 公開日: 2018-04-13  最終更新日: 2018-04-20

「医食同源」の本当の意味

薬膳では「医食同源」という考え方があり、食事をつくるうえでの基本になっています。

例えば、

山芋、小豆、ネギ、小麦、胡麻、昆布、生姜、紫蘇、緑茶、はちみつ、
菊花、ミント、シナモン、フェンネル、クローブ、八角、うこん…

おなじみの食べ物ですが、薬膳ではこれらは「比較的薬効が強め」の類に入り、
「食薬」として認識されます。



こういった、食べ物の「性質」や「薬効」はどのようにして分かったのかと言えば、
古代の人々の長い年月をかけた研究によるものと言えます。


「唐辛子を食べたら、身体が温まって汗が出てきた~」

「小豆を食べたら、尿の出がよくなった!」

「すいかを食べたら、体がひんやりとクールダウンした」


という風に「何かを食べると、何かが起こる」
ということに古代の人は気づきました。

そして“食べられるもの”という総体の中で、作用には強弱があることも発見しました。

比較的薬効が弱めのものが「食物」(にんじん、白菜、かぼちゃなど)、
比較的薬効が強めのものが「薬」(生姜、菊花、小豆など)
ということになります。


ただし、実際には食と薬を分ける境界線はありません。
スーパーの食材も薬も、「何らかの薬効がある、食べられる物」という意味では同じなのです。

これを医食同源といいます。
薬膳ではこの視点で食材をとらえ、体とうまく組み合わせることで体質改善、病気治療などに役立てます。

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■編集後記
えっ、これって薬だったの?というものも結構あります。
「食物」「薬」という呼び名は、あくまで人間が便宜的にカテゴライズしたものなんですよね。

食による体質改善では、この医食同源の考え方がとても大事でして、
未病の範囲の方であれば、この考え方で普段の食材をうまく使い分けていくと、
体質改善をアシストしてくれます。

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