コラム

 公開日: 2016-08-10 

消滅時効の援用は、内容証明郵便でおこなうべきか?

相続のご相談で、亡くなった方の借金についてもご相談を承る事があります。
中には、最終支払日から何年も経過しており、消滅時効を主張する事が
できるケースもあるのですが、ここで良く問題になるのは、
「消滅時効援用は、内容証明郵便でおこなうべきか?」と言う点です。

法律上は消滅時効援用の意思表示は、内容証明郵便ですべき、と
言った条件はありませんので、債権者に電話をかけ、口頭で行っても
何ら問題はありません。

そのため、この手の相談を受けた場合、
「消費者金融に電話すれば良いのですよ」
「簡単なのだから、ご自分でやられてはどうですか?」と、
回答する法律家も少なくなく、相談者が困ってしまう事もあります。

確かに、口頭でも良いのですが、後から問題を蒸し返されないように、
ちゃんと証拠を残す為には、やはり内容証明郵便(配達証明付)で
行う事をお勧めします。

特に大手ではない、聞いた事がない消費者金融ですと、対応に問題がある
会社も多く、口頭で消滅時効の延長をしても、後から「そんな事は聞いていない」と
白を切る可能性が高いです。

スッキリとさせたい場合は、きちんと証拠を残しましょう。

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