コラム

2016-05-18

マツの手入れ方法、ミドリ摘み

関東地方では5月はマツのお手入れが多くなります。
(関西地方ではマツの手入れ方法が違うためこの季節は手入れしないそうです。)
この時期は伸びてきたミドリ(新芽)を摘まむお手入れです。
この作業によって意図する樹形に維持することができます。


剪定前


この勢いよく伸びているのがミドリ(新芽)です。
これを良い方向のものだけ残して摘んでいく作業です。


こんな要領で一つ一つ摘んでいきます。
年に一度のマツのお手入れのときはこの作業とおととしに伸びた葉をむしることもあります。


枝の混んでいる部分はなるべく懐の方から抜いてあげます。
そうするとやわらかく向こうが透けて見え、枝振りが綺麗に見えます。
昔の職人はこれを枝芸と呼んでいたそうです。


作業後はこんな感じになりました。


松を愛でる文化が時代と共に失われつつあります。昔に比べてマツを植えるような庭が少なくなってきました。
「マツの手入れが出来てやっと一人前の庭師だ」といわれていたのがはるか昔の言葉になってしまいました。
私の修行時代は5月は1ヶ月間毎日ミドリ摘みをしていました。
それはそれは指も痛くてとても大変な日々でした。しかし今思うととても貴重な体験をさせて頂いていたと思います。

時代の流れに乗りながらも、古の庭師たちが大切にしてきた技術と文化を、次の世代にきちんと伝えて行きたいと思いました。



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