コラム

2016-01-22

これからの「介護」を考えておられる方へ。①公的介護保険を利用するための流れ

おはようございます。ファイナンシャルプランナーの長谷川 泰且です。
少しの間、バタバタしておりましてコラムを書くことができませんでしたが、ようやく時間が空きました。

年末年始にかけて、ご相続に関する相談を数件承りましたが、すべてのケースにおいて「介護」の問題が絡んでおりました。ですのでこれから何回かに分けて「介護」に関してコラムしたいと思います。

「介護」に限らず、いわゆる「制度」というものは非常に複雑です。複雑であるという事は、それだけ「きっちりしている」という事でもありますが、制度の複雑さが利用そのものを妨げている場合もありますね。今回は「公的介護保険を利用するための流れ」について、なるべく分かり易くコラムしたいと思います。

公的介護保険を利用する時には、大きく分けて「5つ」の段階があります。その分、開始までに時間もかかりますから、なるべく早めに始めましょう!

①申請➡②調査・判定・認定➡③ケアプランの作成➡④利用➡⑤更新➡また①に戻ります

まずは①「申請」についてです。

申請

区、または市町村の「介護保険」の窓口に申請書を出します。申請するのは本人でも家族でも構いません。介護支援事業所や施設に代行してもらうこともできます。
まずは一度窓口に行って、何が必要なのかを確認するほうがいいでしょう。人によって、必要書類が異なりますので。

次は②「調査・判定・認定」です。

調査・判定・認定

調査員が自宅等に伺い、本人や家族から基本的な聞き取りを行います。主治医がいる場合は、主治医にも連絡します。
それらを基に、一次判定(コンピューター処理)と二次判定(専門家による審査会)を行います。
判定結果に基づいて、申請から30日以内に認定結果が通知されます。認定結果に納得できない場合は不服申し立てができます。

次は③「ケアプランの作成」です。

ケアプランの作成

ケアプランというのは、簡単に言えば「その方に合ったサービスの利用計画」ですね。これが無いとサービスを受ける事ができませんからとても大事です。作成費用の自己負担はありませんから安心してください。
在宅の場合は介護支援事業所などに所属するケアマネージャーが作成してくれますし、施設入所の場合は施設所属のケアマネージャーが作成してくれます。
本人や家族の負担はありませんから大丈夫です。

次は④「利用」です。

利用

作成したケアプランに基づいて、契約書や重要事項説明書ができます。サービス内容や利用料金などを確認してください。
またケアプランは必要に応じて適宜見直しができます。

最後に⑤「更新」です。

更新

介護認定には「有効期間」があります。原則6か月か12か月ですが初回は原則6か月です。有効期間が終了する前に「更新の申請」をしましょう。また、心身の変化が生じて介護の必要度が変わった場合は「いつでも」認定の変更申請ができます。

このように、複雑に見える制度も中身を見れば難しくはありません。また分からないことがあればその都度、事業所や施設またケアマネージャーなどに聞いて頂ければ大丈夫です。ただし「申請」から「利用」までに2~3か月くらいかかりますから、早め早めの行動が大事でしょう。

今回は公的介護保険を利用するまでの流れについてコラムしました。次回も介護についてコラム書きますので、また読んで下さいませ。

この記事を書いたプロ

くらしのデザイン研究所 [ホームページ]

ファイナンシャルプランナー 長谷川泰且

神奈川県相模原市南区鵜野森1-32-21-205 [地図]
TEL:090-5120-6299

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